クラスの部屋
~各クラス~
「おなかすいたよ」「ねむいよ」「きもちいいな」…気持ちを泣くことや笑うこと、表情で伝えている子どもたち。それに笑顔で応える大人…。そんなふうに大人の愛情いっぱいの中で、子どもたちはどんどん、いろいろなものを吸収して大きくなっていきます。充分に受け止められている安心感があると、子どもは自分で世界を広げていけるようにもなります。たっぷり寝て、たっぷり食べて、たっぷり遊ぶ、基本的な生活のリズムを整えることを大切に。そうして、いろいろな力の「源」になる大切な時期です。
歩行が完成し、自由に動ける嬉しさで、いろんなものに興味をもち、いいもの探しが始まります。「見たがりや」「やりたがりや」で上手にはできないけれど何でも“真似してみたい”“自分で”とやりたい気持ちがいっぱい。「イヤ」「自分で」と自己主張が活発になります。友だちとの関わりも出てきて“一緒やな”“あかんな”など共感関係もうれしくなっていきますが、まだ言葉がうまく出ないため、かみつきもおこる時期です。一人ひとりの気持ちを大人がしっかり受け止め、ていねいな橋渡しを大切にしていきたいです。
しっかり歩く、走る、登る、跳ぶなどの運動が活発になります。手指も器用になり、はさみを使ったり、泥だんごづくりにも、夢中になる時期です。そして言葉が飛躍的に増え、表現も豊かになり、自分の気持ちを言葉で伝えようとします。「友だちと一緒」が楽しくなり始めますが、それぞれの思いや、つもりも強く、まだまだぶつかりあいが多い時です。ちょうっとした大人の言葉かけや手助けで、子ども自身が相手の気持ちをうけ入れ、わかりあえる実感を積み重ねていきます。
自分の体を自由にできるうれしさいっぱい。高い所や鉄棒、登り棒とチャレンジ精神旺盛です。友だちと遊ぶ楽しさも広がってきて、おもしろそう、楽しそうってことには、時には徒党を組んでいたずらをしたり、イメージを共有してのごっこ遊びもさかんになる時期です。自分のことはさておき、他人のことはよく見える。おれってイッチョマエ。お手伝いも大好きで、あれもこれもやってみたい。でも、できるかなーと揺れる時期でもあります。
自分の思いや行動のちぐはぐさをもちながら、いろんな経験を通して自分をコントロールしていけるような土台づくりの真っ最中です。
自分の体を自由にできるうれしさいっぱい。高い所や鉄棒、登り棒とチャレンジ精神旺盛です。友だちと遊ぶ楽しさも広がってきて、おもしろそう、楽しそうってことには、時には徒党を組んでいたずらをしたり、イメージを共有してのごっこ遊びもさかんになる時期です。自分のことはさておき、他人のことはよく見える。おれってイッチョマエ。お手伝いも大好きで、あれもこれもやってみたい。でも、できるかなーと揺れる時期でもあります。
自分の思いや行動のちぐはぐさをもちながら、いろんな経験を通して自分をコントロールしていけるような土台づくりの真っ最中です。
今まで自分の思いを強く主張してきた子どもたちも、友だちと話しあいながら自分の思いだけではない「友だちの思い」を知り始めます。良い悪いだけではない、心のなかの思い、理由などがわかり、もう少し違った方法や答えを見つけていきます。「自分を」「友だちを」「とても大切なもの」として実感し一人ひとりの個性も認めあえる関係になってほしいと思っています。協力しあって劇にとりくんだり、初めてのことにも挑戦したり、みんなで目標にむかうことも楽しくなってきます。
一番大きいという自身や誇りをもって巣立っていきます。