療育で大切にしてる”遊び”
パーチェが療育で大事にしていることは、
「子どもの発達や特性を理解すること」と「遊び」です。
そもそも遊びとは何でしょうか。まずは砂遊びや粘土遊び、少し年齢が高くなると、ごっこ遊び(生活再現遊び)やかくれんぼ、おにごっこなどのルールのある遊びが思い浮かびます。
抱っこやシーツを使った揺さぶり遊びやパラバルーンでは身体で感覚の心地よさを、粉遊びや寒天遊びなどでは手足で感触の心地よさを、それぞれ感じます。その感じ方やおもしろさはさまざまで、皿を回すことも、蛇口から出る水に手で触れることも、その子にとって心地よく感じれば、すべて遊びになります。・・・・
パーチェでは、「椅子に座れないから、椅子に座る練習を」や「手先が不器用だから、手先の運動を」ではなく、遊びがその子の願いと一致しているかどうか、を考えます。
そして、その子が自ら「やってみたい!」「わかりたい」と思えるような環境や遊び、集団や生活をていねいにつくっていくことが大事だと考えています。
それは、子ども自身が発達の主体だと考えているからです。・・・
障がいや苦手なことがあっても「私は、私でいいんだ」と実感できる経験こそが、子どもたちの発達を支える土壌になると考えます。
パーチェに通う子どもたちには、ほかの子と同じように身体を動かすおもしろさや、道具を操作する楽しさを実感したり、大人や友達と関わる心地よさを感じたりしてほしいと思います。
そして、パーチェで大事にしていることがもう1つあります。職員は遊びの提供者ではなく、子どもたちといっしょに全力で遊ぶ存在だということです。
『親子で出会えてよかったと思える療育を目指して』
著:社会福祉法人保健福祉の会 パーチェ より抜粋