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イチゴシロップ

イチゴシロップ

 

桜がとってもきれいな4月。新年度を迎え、子ども達は新しいクラス、新しい先生、一つ大きくなってお兄ちゃんお姉ちゃんになった喜びでドキドキ、ワクワク。
 新しいクラスを受け持つ先生は、ドキドキ、バタバタ…。そんな時は、いつもとかわらない給食室の私達の出番です。

 まずは机の上をきれいに拭き、消毒もしておきます。
 イチゴをヘタ付きできれいに洗い、ペーパーで拭くなどして表面の余分な水分を取り除きます。これでスタンバイOK。あとは子どもにきれいに手を洗ってもらって座ってお手製紙しばいを使って説明します。


↑表紙をクリックしてね


 イチゴつぶしちゃわないかなぁ。
 うまくできるかな? 1人2つのイチゴしかないけど、みんな真剣です。
 「できたでーほら」
 できたら手はおひざ。
 お友達も上手くできるかな~。
 出来あがったイチゴをザルで集め、ビンに入れ、レモン汁をいれてグラニュー糖をサラサラ… 「うわーーー」「きれいやなぁ」「雪みたい」子ども達の感嘆の声。
 お砂糖を全部入れてフタをします。
 
 イチゴさんがゆっくり眠れるように夜のお部屋を作ってあげたよ
 「おやすみなさーい」
 みんなに見送られ、給食室の冷ぞう庫へ。

 

 

 

 

一週間後…

 たまにビンをゆすって上の方のイチゴにも汁がかかるようにします。
 イチゴがプカプカ浮いてきてお砂糖が溶ければできあがり(4日~1週間程で出来ます)。
 あとはイチゴを取り除き汁をクッキングシートなどを使ってこすと、きれいなイチゴシロップの完成でーす !!(子どもの前では少し時間がかかるのでザルでこしました。)
 ほら、続きの紙しばいと一緒だね。

「うわーっ、白いのがなくなってるー!」「きれーい」「それイチゴのおしっこかー?」って聞いてくる年もありました。

 このイチゴシロップでいろんなものが作れるけど何にする?
 お話しして明日イチゴジュースで乾杯することになりました。
 次の日…
 みんなの前でイチゴジュースを作ります。
お水を少し出して、そこにイチゴシロップをそそぐと…
 
 

「うわーーー !! 色が、色がかわっていくー!」
「きれー」大歓声をあげながら、ジュース作りに見いる子ども達。
 白い紙コップに入れ配って、「カンパーイ!」 ・・・「はぁーおいしい」
「おかわりー」「おかわりー」イチゴジュースは大人気。残りのシロップでグミを作ったりゼリーを作ったり、お楽しみが広がります。
 ひきあげたイチゴはジャムにしてスコーンの上にのせたりして食べられますよ。

(保育園では衛生上、出来上がったシロップを沸騰させ、加熱消毒して冷まして使用しています)

 

4月 | 一週間後 | 親子でつくってみよう!!